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糖尿病とは

糖尿病とは、膵臓のβ(ベータ)細胞から分泌されるインスリンというホルモンが、正常に機能しないことにより、 血液中のブドウ糖の量が正常の値より多くなる状態(高血糖)を言います。
高血糖状態が持続することにより、糖尿病特有の合併症を来たし、また動脈硬化症が促進されます。 インスリンの不足には、インスリンが全く作られなくなる場合と、 インスリン分泌が残っていても効きが悪くなる場合とがあります。

糖尿病=尿に糖が出る病気ではありません。大事なのは血糖値が高くなるということです。
同じ糖尿病でも、それぞれに異なった症状を示し、それぞれに合わせた治療法を必要とします。

【種類】

◆ 1型糖尿病
(インスリン依存型糖尿病)
インスリンの絶対量が足りないために発症するのが、I型糖尿病です。
ウィルスの感染などがきっかけで起きる免疫異常のひとつで、 すい臓のランゲルハンス島β(ベータ)細胞の大部分を破壊し、インスリンが全く作れなくなり、 インスリンの絶対量が足りなくなります。
外からのインスリンの補充に頼らざるを得ない状態(インスリン依存)になります。 原因ウイルスがいなくなってから発症するため、他人に感染することはありません。患者は子どもや若年成人が中心です。

◆ 2型糖尿病 (インスリン非依存型糖尿病)
糖尿病になる体質を持った人(遺伝)に、何らかの引き金(環境因子)が加わって発症します。
インスリンは残っていますが、肥満や運動不足のためインスリンが効きにくい状態(インスリン抵抗性)になり、糖尿病を発症します。
遺伝 インスリン分泌不全:血糖の上昇に対応した瞬時のインスリン分泌が起こらない
環境因子 インスリン抵抗性: 肥満・運動不足・ストレス等によるインスリンの作用不足

中でも、食べすぎと運動不足はII型糖尿病発症に大きな影響を与えています。
このタイプの糖尿病は中高年に多く、初期には大きな症状も出ないため、本人が気づかないうちにゆっくり進行し、治療が遅れてしまうケースが少なくありません。
肥満との関係が深いタイプですが、やせ型もあります。

◆特定の原因によるその他の型の糖尿病
遺伝子の異常、他の疾患(内分泌疾患、膵外分泌疾患、肝疾患)や薬剤(ステロイド服用)が原因で発症します。

◆妊娠糖尿病(GDM)
妊娠中に発症、もしくは初めて発見された耐糖能低下をいいます。
すでに糖尿病が明らかで妊娠した症例はこれに含みません。

【合併症】
合併症とは、ある病気がもとになって引き起こされる、別の病気や症状のことをいいます。
糖尿病が一般に怖い病気だといわれているのは、進行するといろいろな合併症を引き起こすからです。
糖尿病の合併症には、大きく分けて急性合併症慢性合併症の2種類があります。

急性合併症には、主に3つの症状があります。

■急性感染症
糖尿病になると免疫機能が弱くなるため、感染症にかかると、その症状は急速に進行します。かかりやすい感染症:肺炎、胆のう炎、膀胱炎、腎盂炎など

■糖尿病性昏睡
インスリンの働きが悪くなることで、体内のエネルギー消費に異常が起き、その結果血液が酸性に傾くことがあります
血液の酸性化は体内の各器官の働きを鈍らせるため、重篤な場合には昏睡状態に陥ります。

■低血糖昏睡
血糖を下げるための薬物療法や激しい運動、食事制限などによって、血中のブドウ糖が極端に減るために起こります。

慢性合併症には3大合併症(糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病性神経障害)があります。

■糖尿病性網膜症
目の網膜に縦横無尽に通っている毛細血管が障害を受けた状態が網膜症で、進行すると網膜はく離、さらには失明することもあります。

■糖尿病性腎症
糖尿病により腎臓の糸球体の毛細血管が障害をきたして発症します。最終的には腎不全に陥り、その場合は人工透析を余儀なくされます。

■糖尿病性神経障害
高血糖状態が続くことで末梢神経や自律神経に障害がおこるのが糖尿病性神経障害です。
指先や足先のしびれ、皮膚の痒み、神経痛、こむら返り、インポテンツ、発汗異常、たちくらみ、便通異常、排尿障害などの症状が見られます。

糖尿病の慢性合併症としては、これら3大合併症の他にも、白内障、緑内障、脂肪肝、動脈硬化などがあります。

【症状】

・カラダがだるくなる
・疲れやすい
・食欲が異常にある
・体重の増減を繰り返す
・喉が渇く
・尿量が増える
・水分摂取量が増える

【診断】

糖尿病診断基準によると、
血糖の検査結果によって「正常型」、将来糖尿病になりやすい「境界型」「糖尿病型」の3つに分けられ、下記のいずれかに当てはまれば「糖尿病型」と判定され、さらに、別の日に行った検査で再び「糖尿病型」が確認できれば「糖尿病」と診断します。
・空腹時血糖値126mg/dl以上
・75g糖負荷試験で2時間値200mg/dl以上

ただし、現在糖尿病型で以下の場合は血糖検査を繰り返さなくても糖尿病と診断できます。

・糖尿病の特徴的な症状(口渇、多飲、多尿、体重減少など)がある
・HbA1cが6.5%以上
・過去に高血糖を示した資料(検査データ)がある
・過去に糖尿病として診療された病歴などの資料がある
・糖尿病網膜症がある

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